令和6年度 講演会

日本医療情報学会課題研究会「栄養・運動・口腔保健・休養の自己管理のための保健医療情報研究会」では様々な領域にわたる幅広い視点から議論を行っています。

この度の講演会では、講演1として、知能情報学などを専門とされる東京大学情報基盤センター学際情報科学研究部門 山肩洋子教授よりご講演いただきます。山肩先生は、テキストと画像を対象とした深層学習技術を中心とするマルチメディア情報処理の研究において、AIを活用した「食」の支援技術に取り組まれ、食事の質向上や健康維持に貢献されています。本講演会では、LLM(大規模言語モデル)を用いた栄養・食事へのアプローチについて講演いただきます。

講演2では、栄養学、公衆衛生学、健康科学などのご専門でおられる、琉球大学医学部客員研究員 等々力英美先生よりご講演いただきます。等々力先生は、栄養素の摂取や食事・生活習慣の病気予防に関する研究と具体的な食事指導を行い、地域社会の健康増進プログラムの開発にも貢献しておられます。本講演会では、沖縄のSDH(Social Determinants of Health:健康の社会的決定要因)と家庭・食育のお話を中心にご講演いただきます。

講演会はWeb開催です。Webより奮ってご参加ください。

開催概要
タ イ ト ル:栄養・食事へのアプローチ -AIから疫学研究まで-
日   時:2024年8月27日(火) 13:00~15:00
主   催:日本医療情報学会課題研究会「栄養・運動・口腔保健・休養の自己管理のための保健医療情報研究会」
参 加 費:無料
技師ポイント:1ポイント(感想文を入力していただいた方のみ)
開 催 方 法:Web開催
申 込 締 切:2024年8月21日(水)
申 込 方 法:以下のリンクより、参加登録をお願いします。
 ※https://forms.gle/uEv9nrLVexbY4Urh7
 ※受付完了のメールは、8月24日(土)までに入力していただいたメールアドレスへ送信いたします。
プログラム

13:00-13:05 開会、連絡事項

13:05-14:00
 講演1 「AIを用いた食事記録作成支援システムの開発」
          座長 香川 璃奈(産業技術総合研究所)
   山肩 洋子 先生(東京大学情報基盤センター 教授)

  質疑応答

14:00-14:55
 講演2 「沖縄の『健康の社会的決定要因』と食・栄養の歴史的変遷:家族・地域を背景に」
          座長 青木 美和(東京大学大学院医学系研究科博士課程)
   等々力 英美 先生(琉球大学医学部 客員研究員)

  質疑応答

14:55-15:00 事務連絡、閉会
問い合わせ先
課題研究会「栄養・運動・口腔保健・休養の自己管理のための保健医療情報研究会」
川崎医療福祉大学医療福祉マネジメント学部医療情報学科 渡邊佳代
Email:k-watanabe@mw.kawasaki-m.ac.jp
TEL:086-462-1111(内線54930)